熱中症の危険を教えてくれるウェアラブルデバイス 「熱中対策ウォッチ カナリア」

今年も暑い夏はすぐそこ。熱中症が気になる季節になります。熱中症は、めまいやだるさ、気持ち悪さなどの症状が出たり、重くなると吐き気を強く感じたり、意識障害を起こすこともあります。

総務省消防庁のデータでは、昨年6月から9月までで熱中症により救急搬送された人は全国で累計 64.869人、亡くなった方は112人だったそうです。

熱中症対策としては、こまめに水分補給したり、エアコンや扇風機を活用したり、涼しい服装や外出時の日傘や帽子などが知られています。もちろん、重要なことは、体調の異変を感じたら、涼しいところで体を休めることも大切です。

こうした従来の対策だけでなく、最近は熱中症になる可能性がある場合に知らせてくれるウェアラブルデバイスも登場しました。

「HEATVANCE」が発売した「熱中対策ウォッチ カナリア」で、暑熱下で一大事になる前にアラームとLED表示で警告してくれます。

気温や湿度の上昇ではなく、どれだけ熱が溜まり、どれだけ熱を逃しているかという身体の熱ごもりを検知する独自の技術「熱ごもりセンサー」を搭載し、デバイス着用者の熱のこもり具合をモニタリングすることで、熱中症になる前に着用者に知らせてくれます。

アラーム音は、人間が一番敏感に反応する周波数域4kHzに合わせてあり、暑熱下でのリスクの高まりをすぐに認識できるよう配慮しています。

通信は必要なく、充電も不要で3カ月の使い切りタイプ。電源を押して手首に巻くだけですので、子どもからお年寄りまで幅広く使用できます。

中でも、暑熱下での労働や、ランニングや部活動といったスポーツ活動など、熱中症の危険が高い環境下で過ごす人々にはぴったりで、新たな暑熱対策の新たなスタンダードにもなりそうです。

希望小売価格は4,950円(税込み)

関連記事

ページ上部へ戻る